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ステンレス・チタンの新家工業は、伝統に培われたロールフォーミング技術を駆使して、時代のニーズに合わせた多種多様な形状の鋼管・型鋼をお届けしています。

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二相ステンレスパイプ

二相ステンレス溶接鋼管・二相系ステンレスパイプ

SUS304代替用二相鋼ステンレスのパイプについて

特徴

1.高耐食性:SUS304同等以上の耐孔食性を有しています。
2.高強度:0.2%耐力がSUS304の2倍であるため薄肉軽量設計が可能です。
3.価格安定性:価格変動が大きいレアメタルであるNi量を削減しました。
   [SUS304のNi量:8%⇒SUS321L1(NSSC2120)のNi量:2%]

SUS304からのコストダウン、普通鋼からのステンレスへの切り替え需要に最適

二相ステンレス鋼とは
オーステナイトとフェライトの二相混合ステンレス鋼です。
  • 118-8ステンレスの耐食性を高めるためにCrを25%程度まで増やし、Niを5%程度に減らすことにより、金属組織をフェライトとオーステナイトがほぼ半々の二相混合としたステンレス鋼です。
  • Cr量やNi量を変化させ、さらにMo等の耐食性向上元素を添加した多種の鋼種があり目的に応じて選択が可能です。
  • 高強度でかつ高耐食性が特長で、耐応力腐食にも優れています。
二相鋼ステンレス 丸管・角管製造可能サイズ
丸管   角管
【径】 1.0t 1.2t 1.5t 2.0t 【正方形】 1.5t 2.0t 3.0t
13 40x40
16 50x50
19 60x60
27.2   75x75
32   100x100    
34          
38 【長方形】 1.5t 2.0t 3.0t
42.7 60x40
48.6 75x45
60.5 80x40
76.3 100x50
114.3    
△印は要相談サイズです。
※ ロット3トンにてお願いします。
※ 上記の他のサイズ・厚み等につきましては、別途御相談下さい。
※ 特寸・切断にも対応いたします。


二相鋼ステンレスパイプについてのQ&A

JIS規格SUS821L1相当NSSC2120
JIS規格SUS323L相当S32304
  • 従来のSUS304とどこが違うのか?
  • A: 二相ステンレス鋼は、オーステナイト系のステンレス鋼の代表であるSUS304(18-8)のCr量を増やし、Ni量を減らすことで、金属組織をオーステナイトとフェライトがほぼ半々の二相混合としたステンレス鋼です。二層ではありません。
    Cr量やNi量を変化させ、さらにMoなどの耐食性向上元素を添加した多種類が有り目的に応じて選択が可能です。
    オーステナイト系ステンレスと比較して耐応力腐食割れ性に優れています。

    それらの中で、SUS304の耐食性レベルが同じような物に二相鋼ステンレスNSSC2120があり、SUS316Lと耐食性レベルが同じような物に二相鋼ステンレスS32304が有ります。
    二相ステンレス鋼はオーステナイトとフェライトがMixされた非常に細かい組織となっているので高い強度を有しています。そのため板厚を薄く設定することが可能となります。

    従来よりSUS304同等レベルの二相鋼としてS32101がありましたが、大入熱溶接が可能になるように製造メーカーが独自に開発したのが二相鋼ステンレスNSSC2120です。
    高強度化によって板厚を薄くすることが可能となり、それによって鋼材使用量の減少と軽量化が可能となります。

    また、耐摩耗性に優れるという特長も有しており、部品の取り替え期間や延長やメンテナンスの軽減につながる可能性があります。

  • 二相鋼ステンレス2120とSUS329J4Lとの違いについて
  • A: SUS329J4Lは、SUS304やSUS316LよりもCr量やMo量が高いため耐食性に優れております。
    CrやMoといった合金元素量が多いため素材としての価格は高くなります。
    SUS329J4Lは、SUS304やSUS316LよりもCr量やMo量が高いため耐食性に優れております。
    SUS329J4Lの冷延鋼板は0.8mmから、熱延鋼板は4.0mmからです。
    高耐食性を活かして貯水タンク、貯水槽に使用されています。(SUS316Lでは持たない環境があります)

    NSSC2120は素材としては、冷延鋼板は0.5mmから、熱延鋼板は4.0mmからです。
    SUS304同等以上の耐食性を有しており、強度が高いため薄肉軽量化が可能となり、溶接も可能です。

    NSSC2120はSUS304が使用される環境での使用が可能であり、SUS329J4LはSUS316Lを超える環境で 使われますので、使用範囲や用途が異なります。

    NSSC2120、S32304もSUS329J4Lも二相ステンレス鋼です。

  • 二相系ステンレス鋼管の価格・納期について
  • A: 現在は、在庫をしていませんので、ご要望のサイズと数量を連絡頂ければ後日回答します。

  • 二相鋼ステンレス鋼管とSUS304のパイプとの強度比較について
  • A: 板のカタログの中の数値とパイプになったときの数値が同じではなく使用用途により変わりますので、お客様の所でテストをお願いします。

  • 二相鋼ステンレス溶接鋼管は磁性はありますか?
  • A: 磁性はあります。(組織を構成しているフェライト相に磁性があるためです。)
    SUS304でも加工の度合いによれば磁性が発生します。

  • 二相鋼ステンレスとSUS304との機械的性質と成分の比較について
  • A: カタログ等を参考にして下さい。

  • 溶接棒について
  • A: 専用の溶接棒がありますので使用して下さい。
    (パンフレット--NSSC二相鋼シリーズのP15参照して下さい。)

  • 二相系ステンレス溶接鋼管の穴開け加工・切断加工・曲げ加工について
  • A: 穴開け加工・切断加工は、SUS304と同程度です。
    曲げ加工は、曲げの業者さんと相談して下さい。

  • 二相鋼ステンレス溶接鋼管の製品の研磨性について
  • A: SUS304より少し研磨時間が掛かりますが、研磨業者さんと相談して下さい。

  • 二相ステンレスパイプの寸法差について
  • A: 現行のSUS304のパイプ公差と同じです。

  • 二相ステンレスパイプの耐食性は?
  • A: SUS304と同程度です。

  • 二相鋼ステンレス溶接鋼管のサンプルについて
  • A: 現在、開発中ですので、有りませんがご要望のサイズと本数を御連絡頂ければ、回答致します。

  • 二相鋼ステンレス鋼管と異種金属との溶接・接触について
  • A: SUS304、430につきましては、支障有りません。
    その他につきましては、ご連絡下さい。

  • 二相ステンレスパイプの熱処理は出来ますか?
  • A: 特に熱処理を必要とされる方は、お問い合わせ下さい。

  • SUS304との質量比較については?
  • A: SUS304=7.93kg
    二相鋼2120=7.8kg

  • 二相鋼ステンレスのリサイクルについて
  • A: オーステナイト系やフェライト系と異なるのは、一定量のマンガンを含有していることです。
    その為分別がきちんと行なう必要があります。一般的には二相鋼ステンレスのスクラップはSUS430より高い。全国的なリサイクル拠点を活用してリサイクル体制を築いています。